介護ブログ【介護職員は自己啓発力が足りない!?】
皆様こんばんは!!
millionchallengerです!!
無資格の介護職員に【認知症研修を義務化】が決定した様子です。
このニュースを受けて、私の現場でもチラッと聞いてみました!!
「認知症の種類って何種類あるの??」
基本的に学習が進んでいる職員は4種類と答えるのでしょうか??
私の部下たちは皆3種類と答えていました。
【アルツハイマー型認知症】、【脳血管性認知症】、【レビー小体型認知症】
ここまではサクサク答える職員も少ないですがいましたね。
【前頭側頭型認知症】が皆答えられなかったです。
私もいつどこで学んだのか覚えていませんでしたが、脳梗塞後遺症の脳血管性認知症と
性格変化や行動異常の前頭側頭型認知症という覚え方が鮮明に残っていました。
認知症の高齢者といえば、一番イメージしやすいのは【物忘れ】ですよね。
食事をしたことを忘れたり、時間が分からなくなったり、通いなれているはずの道に迷ってしまったりと。
しかし、元来の性格や委縮箇所によりその症状は全然違う事と、レビーピックのような【複合型認知症】という
2種類の認知症を背負う場合があることなどから、学習よりも個人の理解に努める方が良いと感じていました。
今一度、認知症という脳内の神経細胞の異常(損壊や分泌など)によるものだと勉強すると、
認知症ケアの考え方も少し変わってくるなと感じました。
私の施設では圧倒的にアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症が多いのですが、だからといって全員を同じ個体としては
見ていません。
その方の性格が最優先であり、その方の好みを重要視してケアを行っています。
いわば【その人らしさ】を大事にしているということです。
ですが、この【認知症研修の義務化】については否定する意見が多いようです。
現場の職員数も足りていないのに、何で研修をやらなければいけないんだ!!とかの意見が
私の施設でも多かったですね。
でもね、私は思うのですが【介護】という業界は本当に自己啓発力が低い業界だと思うんですよね。
治療は病院が行うし、入所や退所は相談員・ケアマネ、栄養管理は栄養士が専門的に行いますからね。
介護職員は介護に必要な知識があれば良いのです。
では、介護に必要な知識とは何でしょう??
生活を支える介護職員に必要な知識?何なんだろう?となります。
私は医療的な知識も、栄養的な知識も、社会資源とも言える条例や制度についても介護職員に必要な知識
なんだと思っています。もちろん専門職員には負けてしまうし、資格を取るわけでは無いので「極める」
とまではいきません。
ですが、認知症とはどういう症状なのか?原因は何なのか?どう接する事が良いのか?
などの知識は医者や看護師でなくとも必要だと思います。
なので私は寝れない夜にゴソゴソ調べたりしています。
ほんと、勉強というより暇つぶし感覚ですよね。
でもそれが私の知識となって頭に刻まれます。
こういった事が出来ない介護士が多いのが私の施設の職員のように6年、7年経っても
認知症4種類が答えられない結果から見受けられてしまうんですよね。
誤解を招かないように言っておきます。
「知識があるから偉いわけではないです。」
でも、自分の仕事の根拠になる知識を深堀しないということは、自分の仕事を自身が理解していない
という事になると思います。
なので、私は勉強を義務としてさせてもらえる良い機会が与えられたと思うというお話でした。
まんま雑談で申し訳ありません。見出しも付けずにすみません。。。
もし読んでいただいた方がいましたら感謝です。
ありがとうございました。