介護ブログ 【新型コロナウイルスにおけるビジネスインパクトについて】
皆様、あけましておめでとうございます。
millionchallengerです(#^.^#)
かなりブログの更新が空いてしまい、もう人々からは忘れられてしまった
かと思っている私です。
ところで皆さんは【ビジネスインパクト】という言葉はご存じでしょうか??
いやぁ~出ましたね。
とうとう私の働く老人ホームでも、同居中の職員の家族にコロナ感染となりました。
暮れに感染が判明し、そこから勤務調整・環境改善など、死ぬほど働いて
やっと落ち着いてきたのが今日あたりなんです。
コロナウイルスの感染力を舐めていたわけではないし、軽んじていたわけでも無いんです。
でも、準備が足りていなかったですね・・・。(笑)
全く予期せぬ事態となってしまいました。。。
ことの始まりは、この職員Aさんと同居しているお子さんが働く職場で感染が判明したこととなります。
この一名感染という一報を受け、全職員が一斉にPCR検査を実施したところ、その時点で14名の感染が
判明します。この14人の中に、私の働く施設の職員Aさんのお子さんがいらっしゃったということですね。
このことにより、職員Aさんは私の施設に出勤することは出来なくなります。
ここまでは皆様大丈夫ですね??
問題は、このお子さんがいつからコロナウイルスに感染していたのか??という事なんですよね。
上記にある通り、「同居」ですから、自宅での距離は完全「濃厚接触」は免れません。
となると、時系列から見ても職員Aさんも感染しているのでは??という疑いが出てきます。
そしてそして、この職員Aさんが感染していた場合、私の働く施設にも、コロナウイルスの感染者が
出てきているのではないか??となってきます。
1月1日 判明後即時居住地の保健所へ電話させます。
が、年末年始の為か繋がらず・・・。
翌2日 再度保健所へ掛けると無事につながり迅速な指示を頂きます。
「今はPCR検査の待機者でいっぱいなので、早くて3日後にPCR検査となります。」
・・・!?
3日後??1月5日!?
え、遅くね??(笑)そんな時間経つの??
それもそのはずです。この1月付近には、連日感染者の数を更新するほどのパンデミック。
PCR検査だらけの日本でしたからね。
PCR検査を受ける人で溢れかえっていたのでしょう。
私の施設では、せめて職員AさんのPCR結果が出るまでは全入居者を「完全居室対応」とし、
職員は通常の感染対応+常時フェイスシールドの使用としました。
食事だけでとんでもない時間が掛かりますし、一日食事の対応と排泄介助で終了でした。
本当にカオスな正月三が日となったということですね。
そして5日、運命の検査を受けたのち、当日中に結果が出てましたね。
【陰性】
良かったぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
職員Aさんからしたら全く良くないと思いますが、老人ホームとしては、最悪の事態を脱したので
本当に安心しました。
その後は再度勤務調整をはかり、自宅待機期間を整備して今に至ります。
本当に、始まりは一人の感染なんですよね。
そこから、跨ぎに跨いで身近へ迫るんです。
もちろん、感染してしまった人は悪では無いです。これは声を大にして言います。
ほとんどが被害者ですからね。働けない期間も本当に辛いことと思います。
自宅待機を命じた私ですが、この職員Aさんとはこまめに連絡をとり、メンタルケアを行っています。
いずれ自分もなるんだと感じたからこそ、感染者の居場所も守ってあげたいと感じました。
皆様!!本当に身近にコロナは来ています。
自分が感染し、家族や友人に移してしまうとその人たちの職場にも大きく影響を与えます!!
【ビジネスインパクト】
なるべくなら感染しない方がよいということ。
万が一感染してしまっていても、なるべく他者に移さない環境を作ること。
結局メディアと一緒ですが、【ソーシャル・ディスタンス】という事になるんでしょうね。
ありがとうございました。