自信の無い日常blog

自信が持てない人生ですが、勝つ人生を願います。

介護ブログ 【介護虐待が無くならない理由を考察してみた!!】

皆様こんばんは!!

millionchallengerです!!

つい先日も、ネットニュースの記事の中で【介護虐待】による高齢者の死亡について

取り上げられていました。

悲しいニュースではあるのですが、きちんと要因と流れを理解しなければいけないと思うので、

私のブログでも取り上げようと思いました。

介護虐待を考える

三者から見た介護虐待の実情とは!?

暴力や暴言、経済的な搾取が昨今の介護虐待というニュースでは取り上げられます。

特に多いのは、認知症を患った高齢の親と同居している子供が、介護疲れから暴力をふるい

高齢者がケガをする、または死亡する。というケース。

もしくは、親の年金を子供が生活費として搾取し、最低限の生活すら親にさせなかったことで

健康被害が発生し、入院もしくは死亡する。というケースが多いですね。

子供は働いておらず、再就職も出来ないまま収入が無くなる。

生活できないため、親の年金を使って自分が生活をする。

親の生活費も最初は工面していたが、途中から捻出できなくなり、生活保護申請を行う。

しかし、まだ働ける年齢の子供に自治体は生活保護の申請を通さず、保護は下りない。

結果、親の年金を頼る以外にあてがなく、自分の生活費を工面するために親に最低限度の生活すら

させることが出来なくなる。

この環境の中で、親も加齢に伴い認知症が進行する。その面倒を見るために在宅介護を行う。

繰り返す親の奇行に苛立ちがピークに達し、暴言を浴びせるようになる。暴言を浴びせた後は

しばらく親もおとなしくなるが、段々エスカレートしていきついに暴力を振るうようになる。

最初は叩く、突き飛ばすだったが、拳で顔面を殴る、足や腹を蹴るなどの完全な致死レベルの

暴力となってしまう。

気づいた時には親が動かくなっており、救急車を要請するも自宅で死亡となる。

要因として何を捉えたら良いのか?何に注目すべきなのか?

上で挙げた例はほんの一部ですが、同じようなケースが山ほどあると思います。

まず、注目すべきは子供が働いていないというケース。

日本でも、【ニート】という言葉が目立つようになってきましたが、働いていない30~50代が

増えてきているのは事実です。

リストラがあり、企業も人件費削減のためバサバサ人材を切っている時代です。

それ故、無職という環境になってしまうケースが非常に多いですね。

また、仕事をするというメンタルを持てない人も増えていますね。

精神科やクリニックで診断された方が、なかなか社会復帰できずにいるのも今の時代では

珍しくありません。

働きたいけど働けない人が親と同居しているというパターンが今、非常に増えていますね。

親の面倒を見る代わりに生活費を貰う構図がどうやら負の連鎖となっているようです。

無職の人が働けるようになれば、介護虐待が減るのか??

もちろん、経済搾取というケースは減ると思います。しかし、経済搾取と暴力はあまりリンクしておらず、

暴力を振るう人が減るかというとそうは思いません。

また、働いている状態で、親の認知症が進み、仕事中に警察から親を保護しているという

電話が度重なりあって、業務支障が出てしまい、会社を辞めざるを得なくなる人も少なくありません。

試しに、【京都 介護虐待】で検索してみてください。本当に悲しい事件がヒットします。

働いているからといって、虐待が減るとは一概には言えないということですね。

警察、病院、市役所は早期発見は難しいのか?

もちろん事前に危険と判断し、保護されるというケースも多いです。ですが、そういった

心配の目をすり抜けて、最悪の事態となってしまうケースも多いという事ですね。

病院に受診した際に、医師が虐待と判断したらもちろん通報します。近所の通報で警察から虐待の疑いが

かかれば介入されます。市役所も定期的な面談などで様子を伺うこともしています。

ですが、同居している距離感には圧倒的に敵わないんですよね。

すぐ隣にいるわけですから、カッとなって手を出したという瞬間はなかなか抑えられません。

自分が子供の立場であったらどうしたら良いのか?

やはり、親の介護においては自治体に相談すべきです。その時に、介護のため自身の生活が脅かされている

という事もちゃんと言わなければなりません。

誤解していることがほとんどなのですが、家族なのだから介護をして当然という訳ではありません。

もちろん出来る余裕(経済的・精神的)があるなら構いません。しかし、自身の生活すら逼迫している

状況は余裕があるとは言えないです。

一番大事なのは、親自身が子供の苦労は望んでいないという事です。親のせいでとか、家族のせいで

という理由で自分の人生が狂ってしまう事を確実に親は望んでいないはずです。

そうなった時、親の認知症も進み正常に物事を話せない状態ということもあります。

【介護】という行動は、慈善では絶対に完了出来ません。プロでさえ心が折れる瞬間があるくらいです。

家族だから、こうすれば見ていけるという状態は危険なのです。地域の介護相談窓口に相談することと、

その際に自分がきついということをハッキリ言う事。

それにより、親は入りたくない老人ホームに入所してしまうかもしれません。

でも、その代わり子供である家族は、介護という縛りが解け、自分の時間を持つことが出来るんです。

一番伝えたい事。

頑張りすぎて、自分を壊してはいけません。「やらなきゃ、見なきゃ、介護しなきゃ」という責任感は、

実際に経済的な余裕や精神的な余裕がある人しか持ってはいけません。

子が親を手に掛ける。そんな悲惨な物語にして欲しいと、親が願っているはずありません。

今、介護を背負い苦しんでいる人は、すぐに相談してください。

誰も頼れないという方は私でも構いません。コメント、DMお待ちしております。

在宅介護問題は、現代の課題故に生まれたものです。自分だけで背負わないと約束してください。

ありがとうございました。

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