自信の無い日常blog

自信が持てない人生ですが、勝つ人生を願います。

介護ブログ 【緊急一時保護という入所について】

皆様こんばんは!!

millionchallengerです!!

緊急事態宣言から早くも2週間、感染者数の減少が目に見えるようになってきましたね。

このままウイルスの衰退を辿ってくれれば良いのですが、きっと繰り返しとなるでしょう。



今日は、老人ホームにある【緊急一時保護】という入所についてお伝えします。

セーフティネットという取り組みで、地域で何らかのトラブル(環境面・身体面)があり、

在宅での生活が危険と判断された場合に、一時的に老人ホームで保護をするという取り組みです。

今やどこの地域でも実施されているものとなりますが、特別養護老人ホーム養護老人ホーム

ケアハウスが対象のようですね。

緊急一時保護理由どんなトラブルがあるの!?

①高齢者虐待

 昨今話題にもなっている高齢者が虐待が一番多い理由となります。

 病院や役所に相談として持ちかけられるケースが多く、又は既にケガをしていて・・・。

 なんてケースも多いです。

 さらには、【身体的虐待】だけではなく【経済搾取】という虐待もあり、相談者の金銭を不当に

 搾取されているケースも最近は非常に多いです。

 そして、虐待者は同居している家族であるパターンがほとんどですね。

認知症における徘徊から、身元判明までの間の期間

 こちらもそんなに多くありませんが、警察に保護された徘徊していた高齢者が、

 自身の身元(氏名・住所)を言うことが出来ずに、身元が分かるまで老人ホームでお預かりするケースもあります。

 大体家族が捜索願いを出したりして、身元が判明し無事に帰宅というケースが多いですね。

③入院先の病院で退院を迫られるも、帰る場所が無い方など

 自宅で病気の発症があったりして、運よく搬送され、病院で治療のために入院していた方が、

 治療も終了して退院を迫られたときに、病院側が自宅で独居が困難であると判断した場合も、

 緊急一時保護という形でお預かりするケースが多いです。

 大体が金銭的に生活がままならないとか、自宅の環境上大きなケガに繋がりやすいなどの理由や、

 第三者の医療的な管理が基本的に必要であると判断された場合が多いですね。

どれぐらいの期間【緊急一時保護】とは行うものなの?

短い方で1日という方もいますし、長い方で1年以上という方もいますね。

例えば、認知症を患っていて、生活の中で基本的な介助を要する方と判断されれば、

それなりの介護保険施設の入所を検討しなければならないので、長くなりますね。

また、在宅へ復帰することが可能と判断されたとしても、身元引受人や保証人、緊急連絡先となる

家族や身内がいない方は、アパートなどの契約が簡単には済みませんので、長くなるケースもあります。

さらには、一時保護先で今後も利用をすることが望ましいとなれば、そのまま本入所へ切り替えという

ケースも少なくありません。

本人が直接保護してほしいと申し込むの?

緊急一時保護のセーフティネットについては、地域包括支援センターが対応しているケースが一番多いです。

稀に役所が直接動いているケースもありますが、ほとんどが地域包括と関連施設の連携となっています。

警察も病院も、高齢者というカテゴリーで困った場合は基本的に役所か地域包括へ連絡しているようですね。

地域包括支援センターの職員さんの仕事は、我々福祉職の中でもずば抜けて大変だと思います。

コロナ禍という環境でも、訪問し調査することが使命ですし、高齢者のニーズとして一旦病院へ行ってもらう際の

付き添いや、一時的な生活用品の用意など、本当に大変な仕事だと思います。

今後も増えるのか!?緊急一時保護という入所理由。

増えると思います。

一番多いのは、子供にあたる立場の身内が、親の年金を生活の資金に充てていて、自分は働かず無収入

というケースが多いです。今の時代を表している保護理由となりますが、こういう話って尽きないんですよね。

身体的虐待も嫌だと思いますが、経済搾取も本当に不快感を感じるケースですね。

今日もどこかで地域包括支援センターの職員さんは走り回っているのだと思います。

ありがとうございました。

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