介護ブログ【技能実習生の上達ぶり 日本語習得編】
皆さんこんばんは(#^.^#)
millionchallengerです!!
技能実習生が配属開始となり、早いもので1ヶ月が過ぎました。
私の施設の実習生は、少し日本語能力が乏しかったので、コミュニケーションに
不安を持っての実習開始だったのですが、やはりハングリーですね。
学ぶ姿勢というかなんというか、さらさら日本語を覚えていきます。
施設では、日本の漢字表記は難しいだろうと思い、利用者様の食札や表札に
ふりがなを入れたりと対応していました。基本的に利用者様の名前を覚えるために、
早い方がいいだろうと思い、そのようにしていたのですが、驚くことに実習生の
メモ帳を見てみると、普通に漢字で名前を覚えようとしていました。
なかなかのストイックさでより実習生が可愛くなりましたね。(笑)
日本語のここが難しい!!
実習生が理解に苦しんだ日本語の内容が、【言い回し】にありました。
日本では、「あげる」、「わたす」、「よこす」など同じような意味合い(厳密には違う)の
単語が多いんですよね。だから、利用者様がティッシュを取ろうとしているときに、
「〇〇さんにティッシュを渡して。」と言うのと、「ティッシュをとってあげて」というのとで、
同じような意味合いになるという事なんです。
どちらも同じ意味なのですが、実習生はなんで同じ意味の言葉がいくつもあるのかが理解に苦しむ
みたいです。
厳密には使い方に違いがあるので、明確な差はきっとあるのだとおもいます。
しかし、日本人でも使い方や意味を極めていないので、そういう日本人から学ぶと
困惑してしまうんですよね。
「ごめんなさい」「すいません」「もうしわけありません」「すみません」とか、実際どうしたら良いのでしょう??
教える側に立って初めて言葉の難しさにぶつかったのは、実習生だけでは無いという事ですね。
読解が出来ても、聴解がかなり難しい!!
文字を読むことはすごく上手で、書いてあればほぼ読める状態です。
ですが、聴解といって聞いて理解する事が非常に難しい様子です。
日本人は話すスピードが速いそうです。これには様々な要因があるし、そうでない人もいますね。
しかし、基本的に早いと感じるのは、私がミャンマーに行き、現地の人と話したとしても同じことを思うのだと思います。
日本語学校の先生と話す機会があり、聴解力を養うために出来ることを聞いたら、
「覚えたい国のアニメを覚えたい国の言語で見ると良い」とのことでした。
試しに、ドラえもんを英語で聞いてみると、正直面白くないんですよね。
でも、絵と、言葉から何となく想像するようになるんですよね。一生懸命ストーリーを追うために、
全ての情報を頭で整理しようとする。一話見ただけで、かなりの体力を使いましたが、
確かにこれは良く学べるなと思いました。
さっそく今はやりの【鬼滅の刃】を実習生に紹介し、見せたところ・・・。
少しバイオレンスな内容のため、ギブアップでした。
完全に選択を誤りましたね。。。
とりあえずドラえもんをすすめておきました(笑)