介護ブログ 【介護業界の将来性について語ってみる】
皆様こんにちは!!
millionchallengerです!!
介護業界に身を置いて早10年。様々な変化をしてきた【介護業界】ですが、
その業界に果たして将来性はあると言えるのか?
介護を必要とする高齢者の数はどうなるのか?
もちろん、世間一般的にはドンドン高齢者が増えて行くといわれています。
2025年問題や、団塊の世代や、団塊の世代ジュニアなど、介護業界の未来に関わるキーワード
がたくさん溢れています。
少子高齢化社会という現代で、今や介護問題は切り離せない状況となってきています。
2025年問題とはどういう事なのか?
国会でも毎日のように議論されている日本の介護課題です。
要するに、高齢者(75歳以上)の数が日本の人口の4分の1に達するという事態になり、
医療や介護の社会保障費が爆発的に上がる年と言われています。
この社会保障費とは、働けなくなり収入が年金のみとなった高齢者が、全額負担して医療や介護を受けられないため、
1割・3割の負担で抑え残りの額を国が税金で賄っているという事を指します。
現に、1990年と2017年で、国で賄う保険料の額は約1.8倍に膨れ上がっているのです。
このままいけば、消費税などの徴収される税金の割合が増えて行く事が想定されます。
介護職員の給料は変わっていくのか?
目まぐるしい変化はすぐには起こらないと思います。
結果的に、社会保障費問題は日本の全ての経済に影響を与えるため、介護職員のみが我先に
処遇が上がったりなどはまずないと思います。
しかし、要介護の高齢者は爆発的に増え続け、どこの施設も待機待ちのような現象となるでしょう。
現在でも、特別養護老人ホームにおいては待機問題がありますので、基本的にはこの問題が持続すると思われます。
介護職員の数が不足しているからといって、その場で働いている職員の給料が上がるわけではないですから、
2025年問題直近では、処遇の変化は期待できないでしょう。
人も増えない、仕事は増え続ける、で未来は明るいのか?
明るいとは言えないですよね。そもそも【問題】として見られているわけですから、
抜本的改革が無ければ今のままというのがオチだと思います。
しかし、先述した通りすべての経済に影響を与える問題となりますので、介護業界の衰退が無いという
見方をすれば、すこしずつ他業界からの介護進出や未経験の介護職員の増加が増え始める年であるとも
予想は出来ます。やはり、未経験の職員でも専門性を磨くことは出来ますし、1年続けばそれなりに
中堅層として見られる施設も少なくありません。
介護職員は誰にでもできる仕事なのだろうか?
私は、誰にでもできる仕事だと思います。特に、排泄介助や入浴介助、食事介助は全く見たことも無いジャンルでは
ないはずです。自分もトイレをするし、食事も入浴もしていますから。
ただ、利用者個人に合わせた対応があったりするだけなので、利用者理解に努めれば誰でもできる仕事だと思います。
自身がその環境で介護=仕事として捉え、プロを目指す決意があれば誰でも介護業界でキャリアアップを
目指すことが出来ると思います。
これを見てくれた方の今の仕事に将来性を感じないとか、安定感を感じないと思う方がいらっしゃったら、
是非とも私にコメントをください。介護業界を皆様に伝え、介護業界を覗いてみようという気持ちに
させることが出来るかもしれません。
よろしくお願いいたします。