自信の無い日常blog

自信が持てない人生ですが、勝つ人生を願います。

【介護ブログ】【見守りとは?】

皆様こんにちは。

millionchallengerです。

映画館のコーラっておいしいですよね。

さぁ、涼しさも本格的になり、冬に向けての準備が必要となりました。

皆様も体に気を付けていきましょう!!

トランプさん、お大事に。。。



本日書かせて頂きたい記事はこちらです。

【見守り】について

介護業界における「見守り」というのは、その名の通り行動などを見守るという事となります。

例えば、一人で歩くのが危険(転倒など)であるという方に付き添って見守る。

実際に何か危険が生じた際には補助に入るという意味合いですね。

この見守りは、介護施設においては「万能な対応術」と言えます。

基本的に介護施設には常に職員がいて、常時見守りみたいなものなんですよね。

だから、「○○さんは転倒してから歩行がやや不安定なため、歩行時に見守り対応してください。」

みたいな指示が出ます。その指示を受け、私たち介護職員は歩行の際に横に付き、見守りを行います。

この「見守り」が可能となることで、大多数のリスクを回避することができるのです。


在宅介護でも見守りは可能?

可能だと思います。

基本的に介助者が傍にいればよい話ですので、在宅という環境上不可能だという事は無いですね。

ただし、ご家族が介護を行っているケースがほとんどだと思いますので、「付き添う」という

行動にはかなりの限界がありますよね。

そもそも毎日付き添うという事は、介助者自身の生活にかなりの影響を与えます。

仕事をしていたり、寝ていたりなど、様々な場面で対象者の見守りが必要となることがあります。

ですから環境上は可能でも、在宅では施設以上に限界があると思います。

また、ホームヘルパーなどの力を使っていても、丁度よくヘルパー訪問時だけリスクが発生する

訳では無いですし、いつ起こるか分からないアクシデントのためにヘルパーを24時間雇う事は

経済的に難しいです。一日に何回かヘルパーを派遣し、ヘルパーの来ない時間帯を家族が見るという

工夫も考えられなくは無いですが、近い将来何かアクシデントが起きる可能性は高いです。

施設での見守りの方が安全になるのか?

決してそうとも言えません。見守り対応でも予期せぬ事故はたくさんあります。

ですから、施設ではアクシデント後の対応もきちんとしていると言えます。

車いすの常備や、安静対応の統一化、外傷を伴う転倒の場合における基礎的な知識など

想定しているイメージが在宅と施設では違います。

そのため、「安全性」というカテゴリーでは測れないですが、「対応力」というカテゴリーでは

圧倒的に施設の方が高いと言えます。

あたりまえですよね。それでお金を頂いていますから。

利用者目線の「見守り」ってどうなの?

はい。これには残念ながら賛否が激しく分かれるのでは無いかと思います。

やはり懸念すべきは「見守り」なのか「監視」なのか?というところです。

いくらリスクがあってもどこに行くにも基本は自由ですよね。

むしろ干渉されたくないという人も少なくありません。

そういった方でも、「怪我をする恐れ」や、「トラブルになる恐れ」がある場合には

可能な限り干渉しなければなりません。

こういう対応を繰り返していると、必ず言われるのは「見張られているみたい・・・。」

という言葉です。両者にとって悲しい言葉なのですが、私はこう言われた時の返し方を

未だにうまく出来ません。しどろもどろになります。(笑)

「付き添わせて下さい」という言葉や、「危ないのでお手伝いしますね」というセリフが

噛み合う時も有るのですが、「自分には必要ない!!」と思われる方もいらっしゃいます。

そういった方への見守り介助は困難を極めます。

過去、実際に根負けして再度転倒した・・・。なんて事例もあります。



【見守りは必要??】

私の考えとしては、必要だと思います。やはり介護職員も利用者様も同じ人間ですから、

好き嫌いもありますし、合う合わないも当然あるんです。

必ずしも噛み合わないわけでは無いですが、やはり利用者様個人に合わせた対応を模索

することが大事であると思います。

介護を受けているから転ばないわけでは無いし、介護を受けてないから短命という訳でもありません。

しかしながら、その時その時で「安心」出来ること。「頼る人」がいることが大事です。

【見守り】とはそんな安心を感じるための一つの材料だと思います。

接触れる事だけではない介護を知ってもらいたくて書いてみました。

ありがとうございました。


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