自信の無い日常blog

自信が持てない人生ですが、勝つ人生を願います。

【介護ブログ】【拒否や不穏とは?そうなった時の対応法はある?】

皆様こんばんは( ゚Д゚)
millionchallengerデス!!

リゾート地っぽい?


写真は職場からの夕焼け空です。


本日の記事は、介護の仕事をしていてよくある

『介護拒否ーかいごきょひ』

『不穏状態ーふおんじょうたい』

『興奮状態ーこうふんじょうたい』

の利用者様への対応について語ってみたいと思います。


よくあるんです、こういう状態は。でもね、この状態に陥っても全然焦ることは無いんです。

皆さんの中にある意識と視点を変えれば問題ない。

特に多い場面は「お風呂」ですかね?

この記事を読んでくださる介護経験者の方には共感頂けると思います。

お風呂の順番となり、声掛けに職員が伺うと「なんか・・・ちょっと体調わるいから、、、」

みたいな感じで断ってきます。

こういう時!!それが常習性があったとしても否定してはいけません。

お風呂に入りたくない気持ちから、精神的な体調不良を起こしているかもしれません。

とにかく肯定です。体調の悪い話を詳しく伺います。

そこで、検温や血圧を測定し問題なければ、「メンタル」の可能性が大いにあります。

そのため、このバイタル測定(検温など)を実施するまでは否定はしません。

バイタルが異常値であれば入浴はおろか体調不良ですので、違った対応となります。

今回は「メンタル」による拒否について対応を考えていきたいと思います。

私は因みに現在9年目の介護職員です。

これまで、多くのお風呂を拒否する利用者様と関わらせて頂きました。

本当にあの手この手を尽くし、拒否から承諾へ変えてきました。(笑)

大体のイメージですが勝率は40%くらいです。(笑)

低いですよね?

そう。この状況の打破は本当に難しいんです。

・限られた時間で対応するという事

この焦りが、相手に悟られ心を開いてもらえない事がほとんどなのです。

でもこの40%の思い出の中には、お風呂に入って後悔させたことなど一度もありません。

皆さん口を揃えて「いい湯だった」と言ってくださいます。

低いように見えるこの40%も、負け続けた初戦からの経験により引き上げられた40%なのです。

先ほど書いた「あの手この手」には、本当にたくさんの手法があります。

・(体調不良と言われ)なぜか脱衣所でバイタル測定をする(検温など)。

 この作戦はバイタルの異常が無いことを確認した後、フッと周りを見るとサッパリしていい匂いで
 気持ちのよさそうな他の利用者様を見て、入りたくなる気持ちをくすぐります。
 頃合いの「どうする?入る?」という白々しい演技の声掛けでフィニッシュです。(笑)

・お着替えだけでもしましょうと脱衣所まで誘う。

 この作戦は「お風呂は良いよ。でも衛生的じゃないからお着替えだけしようか?」
 と浴場へ誘導します。そして、足を見ながら「足だけ洗う?」と言って段々入っていく
 作戦です。「足だけだと寒いから湯舟入って温まる?」とまたもや俳優並みの演技で落とします。

・(脱衣所、浴場までも来ない強者)泣き寝入り。。。(笑)

 
 時にはストレート勝負です。「お風呂に入ってくれないと〇〇さんに怒られちゃうよ~。」みたいな
 泣き言をかますと、息子や孫のような年齢の子が困っていると思って入ってくれます。(笑)

・(体調不良ではない理由の時)理由を端的に伺います。

 
 そして例えば「衣類を盗まれた」などの時には、お風呂の後に洗濯しないで本人にそのまま返します。
 あとで寝てるときに洗います。まずは安心感を持ってもらう作戦。


など、書ききれないくらいの試した作戦が山ほどあります。


私のような介護職員の目線では、この拒否に対する対応が当たり前のようになっているのですが、

人によっては、「高齢者を騙してるの?」、「上から目線」、「嘘つき」なんて見る方も

いるかもしれません。

ですが、当人にとってお風呂に入るという事はとても重要なことなのです。

ここまで関わり対応してくれる人は、介護職員か家族だけです。

自分の身内の方がお風呂に入らないまま、途方に暮れてても仕方が無いですよね。

お風呂に入るための作戦を練らなきゃ!!

私が最近とても感動したブログ記事の中で「優しい嘘」という表現をされている方がいました。

その方は在宅で家族の介護をされてる方なのですが、たくさんの場面で介護のための

「優しい嘘」を使っています。でも、当人は「騙された」などと勘違いし、この筆者の方に

「嘘つき!!」などと言うそうです。

同じように、献身的な介護の中で暴言や罵声を浴びせられた方もいると思います。

我々は仕事ですから、我慢は当然。ですが家族としては苦しいと思います。

「優しい嘘」というキーワードを見つけることが出来たこの方を私は大変尊敬しています。

同じような場面が多いからこそ共感と感動を覚えました。

その要介護者の方が、生活をするという事のために生まれた「優しい嘘」は、

いずれその要介護者の方に愛情として伝わると思います。

私も介護職員の部下を持つ身です。

こういった、優しい作戦で高齢者の方が笑顔で生活できるようにと指導していきます。

いきなり真面目になってすみません。

この方の記事に本当に触れたかったので、ここで書かせてもらいました。

ブログを紹介したいのですが、許可もいただいてなのでまた今度にします。orz

ありがとうございました。

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